乗車券を分けると安くなる!?JRの分割乗車券とは? 〜続き〜

*****この記事の情報は2022年7月1日時点での情報です*****

〜前回の記事の続きです〜

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分割する枚数は何枚でも良いのか?

分割乗車券の分割枚数に制限はありません。

きちんと出発地から目的地までの乗車券が全て揃っていれば不正乗車キセル乗車)にはなりません。

ですが、分割枚数が増えるほど切符の枚数が増えるので切符を購入する手間が増えます。しかも、分割乗車券はみどりの窓口で購入しようとすると係員から断られるケースが多いのです。それは、JRの乗車券は原則その駅からの乗車券を発売する決まりになっているからです。

分割乗車券の購入方法は?

ではどうやって分割乗車券を購入すればいいのか?答えは主に下記の3通りです。

  1. 指定席券売機を利用する
  2. 旅行会社で購入する
  3. えきねっとを利用する
指定席券売機を利用する

これは最も王道な方法です。最近ではJR各社で指定席券売機の設置が増えてきています。指定席券売機と聞くと新幹線や在来線特急の切符を購入できる優れものですが、実は普通列車の乗車券のみを購入することも可能なのです。

だが、欠点があります。それはJR各社によって購入仕様が異なることです。JR東海みたいに他駅発の乗車券がそもそも買えないこともあります。指定席券売機が設置されていない駅も多数あります。指定席券売機を使って乗車券が買えない、あるいは指定席券売機の設置がない場合は旅行会社で切符を購入するもしくは、えきねっとを利用する方法があります。

ダメ元でみどりの窓口で分割乗車券が買えるか試すのも一つの方法です。

指定席券売機についてはこちら↓

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旅行会社を利用する

あまり知られていませんが、実は旅行会社でJRの乗車券のみを購入することは可能なのです。最近ではJR各社でみどりの窓口が閉鎖してきていることから、旅行会社の需要が高まってきているのかもしれません。

旅行会社はJRのみどりの窓口とは異なり、原則どこの駅からの乗車券でも購入することができます。

東京にある旅行会社で博多〜熊本の乗車券のみを買うことだって可能です。ただ、注意点は小さな旅行会社で購入する場合は購入時に手数料が発生してしまう場合があります。また、そもそもJRの乗車券を取り扱っていない旅行会社もあるので注意しましょう。大手旅行会社であれば何も問題はありません。

家の近くにJRの駅がないので、みどりの窓口指定席券売機まで買いに行くのが大変という人もいるかと思います。その場合は旅行会社で購入することも一つの方法です。また、旅行会社では旅行ギフト券を使用することができますので、もし自宅に旅行ギフト券が眠っていれば使ってみてはいかがでしょうか。

えきねっとを利用する

えきねっととはJR東日本が提供するネット予約サービスです。えきねっとでは普通列車の乗車券のみを予約(作る)ことが可能ですが、受け取り駅に注意が必要です。えきねっとで予約した切符の受け取り可能駅はJR東日本の駅・JR北海道の駅・一部のJR西日本の駅・一部のJR東海の駅(指定席券売機に限る)です。また、東日本エリア以外で受け取る場合、予約内容によっては受け取りができない切符があるので注意が必要です。(例:JR北海道ではJR東海区間を含む切符の受け取りはできません。→札幌駅でJR東海区間の三島〜沼津の乗車券は受け取ることができません。)

自動改札機の利用

分割乗車券で自動改札機は利用できるのか?

これは駅により仕様が異なる為注意が必要です。まず、全国共通で分割乗車券が3枚以上の場合は自動改札機の利用はできません。(回数券・磁気定期券は除く)在来線の自動改札機は3枚まで切符が入りますが、回数券・磁気定期券を除く乗車券は2枚までしか入りません。(駅によっては分割乗車券2枚であっても自動改札機を利用できない場合があります。また、その他の組み合わせも場合によっては自動改札機を利用できません。)

 

自動改札機を利用できる組み合わせの例

  • 片道乗車券+片道乗車券
  • 片道乗車券+往復乗車券(ゆき又はかえり)
  • 往復乗車券(ゆき又はかえり)+往復乗車券(ゆき又はかえり)
  • 磁気定期券+磁気定期券+磁気定期券
  • 回数券+回数券+回数券
  • 磁気定期券+片道乗車券又は往復乗車券(ゆき又はかえり)
  • 回数券+片道乗車券又は往復乗車券(ゆき又はかえり)
  • 磁気定期券+回数券

※上記を必ずしも保証する訳ではありませんので、ご注意下さい。

 

自動改札機を利用できない組み合わせの例

  • 片道乗車券+片道乗車券+片道乗車券
  • 片道乗車券+片道乗車券+往復乗車券(ゆき又はかえり)
  • 往復乗車券(ゆき又はかえり)+往復乗車券(ゆき又はかえり)+往復乗車券(ゆき又はかえり)
  • 往復乗車券(ゆき又はかえり)+往復乗車券(ゆき又はかえり)+片道乗車券
  • 磁気定期券+片道乗車券券+片道乗車券←実験済み

※上記を必ずしも保証する訳ではありませんので、ご注意下さい。

 
ICカードと切符は併用不可

最近ではICカードが普及してきていますが、在来線のみの利用でICカードと切符は自動改札機で併用することができません。この場合は改札係員へ申し出る必要があります。

分割乗車券は原則切符での乗車に限ります。ICカードで分割したい場合は、一旦途中駅で改札の外に出る必要があるのでかなり面倒になります。(例:三ノ宮〜京都で大阪分割の場合、ICカードのみで分割したい場合は一旦大阪駅で降りて改札の外へ出場する必要があります。)

分割乗車券で新幹線に乗ることは可能なのか?

JRの制度上、在来線と新幹線は同一線としてみなすというルールがあります。(※新下関〜博多を除く)

上記写真のように、例えば京都〜名古屋の分割乗車券の場合、別に新幹線特急券を買い足せば新幹線に乗車することが可能です。新幹線改札機は切符が4枚まで入りますが、内乗車券2枚まで特急券2枚までという制限があるので、分割乗車券3枚以上の場合は新幹線改札機を利用することができません。

新大阪〜名古屋を3枚に分けて分割乗車券を作った場合、新大阪〜京都・京都〜岐阜・岐阜〜名古屋となりますが、この場合は片道乗車券(往復乗車券でも同じ)が3枚になるので新幹線の自動改札機を利用することができません。新大阪〜名古屋の分割乗車券で新幹線に乗車したい場合は、

  • 新大阪〜京都の片道乗車券
  • 京都〜岐阜の片道乗車券
  • 岐阜〜名古屋の片道乗車券
  • 新大阪〜名古屋の新幹線特急券

上記を全て新幹線改札係員へ見せる必要があります。

分割乗車券を上手に利用しよう

上記写真の関西空港〜京都は通常片道¥1910です。大阪で分割することにより、¥130安くなります。

 

乗車券分割プログラムを利用して、分割乗車券を是非試してみて下さい!

乗車券分割プログラムの実行

 

大都市エリアはもちろん、その他の地域でも使える切符だからこそできる裏技です。

まとめ

今回も記事が長くなってしまいました。

JRの制度が複雑すぎてまだまだ説明しきれない部分もありますがお許し下さい...。ブログなので全て文章と写真で伝えることに限界がある為、分かりづらかった部分もあるかと思います。申し訳ございません。

 

今回はJRのちょっとした節約術をお送りしました。分割乗車券はコツを掴めればお得な方法なので、是非色々と試行錯誤してみて下さい!そして、分割乗車券を実際に試された方、よろしければコメント欄にて情報お待ちしております!

 

JRの分割乗車券についてご興味が湧いた方は、是非読者になって下さいね。